主素材―竹(真竹中心に黒竹、根曲竹)
・竹は成長が早く、1年〜5年でかごの材料になります。
・国の風土に合った、効率の良い再生産可能資源です。
・国内で自給できる数少ない自然素材です。
・真竹(まだけ)は大分県、黒竹は高知県、根曲竹は鳥取県産です。
・工房の竹は防虫防カビ剤を使用していません。
染色―植物
・かごは染色しなくてもよいのですが一般的にしてあるものが多いです。
・生薬や剪定された木の枝などを使用します。
・塩基性染料など化学染料は使用しません。
塗装―漆(うるし)
・塗装はしなくてもよいのですが一般的にはしてあるものが多いです。
・漆は東洋特有の塗料で古くから日本人の生活の中で使われてきました。
・その歴史は石器、縄文時代にまでさかのぼります。
・必要に応じて自然塗料を使用することも考えています。
・合成塗料や有害有機溶剤は使用していません。
かがり―籐(とう)
・縁や手などのかがりに使用します。
・東南アジアのツル性植物で古くから輸入され、使用されています。
おとし―竹と漆
・おとしは花籠の中に入れる竹筒で、その中に水をいれ花をいれます。
接着―天然系接着剤
・使用する場合は天然系接着剤を使用しますが、一部、一般的な接着剤を使用することもあります。